ボウワーム12インチ(高浮力)を使用した「ウナギリグ」の作り方を解説!

ウナギリグ

今注目を集めているボウワーム12インチ(高浮力)を使用した「ウナギリグ」。JBトップ50第3戦で小林選手のウイニングルアーとなったリグで人気急上昇中のリグだ。

実際にこのリグを目の当たりにしてとても興味深いものでしたので、実際にウナギリグを作成し実釣で使ってみました。

今回は隠された内部構造とウナギリグの作り方や使い方を解説したいと思います。

ウナギリグとは?

ウナギリグはエバーグリーンのボウワーム12インチのフローティングタイプ(高浮力)を使用した変形ダウンショットで、ボウワームの中心付近にフックをセットし、ダウンショットシンカーをワームの先端から数センチ下に配置した小林選手考案のリグです。

ボウワームのカラーは「アカハラ」でイモリを意識しており、ボトムでのナチュラル感を演出するため高浮力モデルを使用したそうです。

ウナギリグ

出典:菊元俊文.jp

12インチ(約30cm)もある超ロングワームは、本当にこれで釣れるのかと思ってしまうほど奇怪で見るからに面倒なリグだ。

ウナギリグの内部はどうなっているか気になる方も多いと思いますが実際に作ってみました。内部構造がこの段階ではシークレットだったため、映像や画像を元にオリジナルで再現したものです。

ウナギリグ

以下は8/26発売のロッド&リール2017年10月号に掲載された公式の内部構造です。

ウナギリグ

トリプルクレンという連結したスイベルを使用されていて、シンプルで画期的な構造となっていました。

ウナギリグの作り方

ウナギリグを実現するために以下のものを用意し、実際にリグを作成してみましたので作り方をご紹介します。

用意するものは、ボウワーム12インチ高浮力モデル、PEライン、FPPストレートフック5/0、パワースピードスナップ、スイベル、ダウンショットシンカー5gの6点です。

ウナギリグ

ボウワームのカラーは「アカハラ」を推奨ですが、アカハラは入手困難なカラーだったため今回はスカッパノンを使用し、PEラインは手持ちのGT-Rの50lbを使用しました。

リグの下準備

始めにリグの下準備を行います。FPPストレートフック5/0に付いているワームのズレを防止するパーツを取り除きます。

ストレートフック

PEラインを30cmほどカットしてフックにしっかりと結びます。

フック・PEライン

スナップにスイベルを取り付け、先ほどフックと結んだPEラインをスナップに繋ぎ、更にダウンショットシンカーをぶら下げるライン(フロロ14lb)を下方向に結びます。

ウナギリグ

スナップとフックを繋いだPEラインのリーダーの長さは約7cmでこの長さでフックポジションが決まります。

このリーダーの長さは試行錯誤中の段階ですが、実釣で試した結果ではこの長さが一番フッキング率が良く感じられました。

リグをボウワームにセット

リグの下準備ができたら次はリグをボウワームにセットしていきます。

ボウワームの赤線の部分にカッターで1~2cmの切れ込みを入れます。切れ込みを入れる深さはカッターの刃がワームの半分まで到達する深さです。

ウナギリグ

下準備で作成したリグのフックを頭から刺して、ワームの中を通しながら深く刺していきます。

ウナギリグ

ボウワームのハチマキ部分の中心までフックの先端が到達したら針先を出します。

ウナギリグ

ボウワームの先端の切れ込みを開き、その位置にスナップが配置されるように調整します。

ウナギリグ

ダウンショットシンカーをぶら下げるラインを切れ込みから引っ張り出し、ストレートフックを180度回転させます。

ウナギリグ

切れ込みから数ミリ下にコブを作り、ダウンショットシンカーを引っ掛けます。

ウナギリグ

フックポイントを決めフックの先端を刺してウナギリグが完成!

ウナギリグ

このリグは実際に釣り場で始めから作るのは結構な時間ロスとなり、下準備したリグをいくつか作って置き、複数のボウワームに切れ込みを入れて準備しておけば、釣り場ではフックを中通しするだけで作れるので、リグ作成の効率化ができると思います。

ウナギリグ

ボウワームに入れた切れ込みはライターで溶かして接着するそうですが、紹介した作り方ではダウンショットシンカーを引っ掛けるラインを出すためだけの部分に切れ込みを入れ、ボウワームの先端部分には切れ込みは入れないので、リグが完成した後でも接着する必要がなくそのまま使用できました。

作るのは慣れてしまえばそれほど難しくないので、何度か作っているとコツがつかめると思います。

ウナギリグの使い方

このリグの特徴はダウンショットシンカーをワームの頭から少し後にずらしてセットしていることで、フォールの動きが艶めかしくクネクネとスライドしながら落ちてバスを誘えるということ。

また、カバーやストラクチャーに非常に強く根がかりしにくいリグですので、強気で撃っていくことができます。使い方はブルフラットのライトテキサスリグと似ていて、岸にキャストしフォールで底まで落としアクションを加えます。

バイトがある時はフォール中に食ってくるか底をズル引き又は沈み物を超えた辺りでアタリがあることが多く、ワームが着底してもすぐに回収せずに底でウナギがクネクネと泳いでる様子をイメージしながら底を這わせるよう誘うと良いです。

週末の釣行でウナギリグを試した時に野池で仕留めた56cmのビッグバス!

ブラックバス

フローターから岸際にキャストして底に着いた頃にバイトがあり、アクションを加えようとラインを張ったら違和感を感じ、そのまま待っていると横に走り始めたのでフッキングしやり取りの末にキャッチしました。

ブラックバス

また他にも何度かバイトがあり、早アワセしてしまった時にはすっぽ抜けてボウワームに歯型が付いて戻ってきました。

ロングワームになるとフッキング率はかなり落ちるので、バイトがあっても数秒は食い込むのを待ち、バスが走っているのを確認してロッドで重みを感じてからしっかり合わせたほうがよいだろう。

今回使用したタックルはポイズングロリアス166MHとメタニウムMGL XGに16lbを巻いたタックルセッティングで、テキサス用のタックルであれば扱えました。

ウナギリグの紹介動画はエバーグリーンのYouTubeチャンネルに公開されていますのでご覧ください。

まとめ

ボウワーム12インチのウナギリグを使って感じたことは、他のリグでは真似できないフォールアクションと圧倒的な存在感&集魚力の高さで魚を寄せてきてくれて、特にデカバスが反応する特別なパワーを秘めている気がしました。

12インチもある超ロングワームはビッグレイクや大規模なリザーバーで使うことを想定されがちですが、小さい野池でも普通に釣れます。バイト数はかなり少なくなりますが出ればほぼ40アップ確実で、キチンと合わせればフッキングも問題なく決まりました。

ウナギリグを使えば12インチ以外にもボウワーム8インチや他メーカーのロングワームでも応用が効きそうなので、色々試してみるのも面白いかもしれません。

超ロングワームに抵抗あると思いますが、先入観を捨ててぜひ皆さんも使ってみてください!

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